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【入選作品発表】和泉リサイクル環境公園フォトコンテスト

2022年7月1日から9月4日まで実施した「和泉リサイクル環境公園フォトコンテスト」の入選作品をお知らせします。


<せんぼくん広場での作品掲出について>    
※ 作品の掲出は終了しました
入選作品は、和泉中央駅 改札外北側2階「せんぼくん広場」に掲出します。ストーリーまで感じられる作品の世界をぜひお楽しみください。
掲出期間 : 2022年11月1日~2022年12月下旬

フォトコンテストの概要はこちら

 

最優秀賞

『春の魔法』
齋藤 明日香 様

 講 評 

<審査員・浅田 譲>
お花畑を背に、お父さんに抱っこされて空高く舞う女の子。二人の笑顔がとても素敵な写真です。
構図としては、一番高い位置に女の子の足が来ていることで、非常に躍動感を感じさせます。
青い空に浮かぶ女の子の白い服が、雲のようにも見えました。
色鮮やかなお花がアクセントとなり、優しい世界観を作り出し仲睦まじい親子の一瞬をうまく捉えていると思います。

 

<審査員・三嶋 章義>
空を泳ぐように飛ぶ女の子と、天使をむかえるお父さん、穏やかな春に美しく咲く花の中、高く上げられた娘の笑顔からは、父親への安心感が感じられます。
写真を撮ったのはお母さんかな?もしかしたら兄弟もいるのかも?
それを見守るであろう家族の仲の良さまで感じられた、ダイナミックで心の温まる写真です。

 

優秀賞

『親愛なる両親と春の共演』
川端 聡美 様

 

 講 評 

<審査員・浅田 譲> 
色合いが優しく、二人の歩んで来た人生を物語っているように見え、愛を感じる写真です。
被写体が小さいので、撮影者との距離が遠く感じますが、そこが逆に良くもあります。撮影者がご両親の「夫婦の時間」を尊重しているように見えるからです。
また、菜の花の黄色と空の青がレイヤーになっていて、遠近感やバランスが良い構図です。
遠目に見える二人の背中が、どんな話をしているのか想像力を掻き立たせてくれます。

 

<審査員・三嶋 章義>
小さな頃から両親に見守られて来たのでしょう、今までも遠くから両親のことを見てきたのでしょう、美しい菜の花から木々を抜ける山々と空、ここしかないと決めた構図は、娘の愛がスポットライトのように両親に向けられた、印象的な写真です。



 『夏のわすれもの』
酒井 南美江 様

 

 講 評 

<審査員・浅田 譲> 
アートを感じさせる写真です。
紅葉したコキアの中、一輪だけ咲く向日葵が色のコラボレーションによって、より一層両者を際立たせています。
早々と過ぎ去っていく季節の中で、ポツンと咲く向日葵は私には思い出のカケラのように思えました。
一輪だからこそ力強く、尊くも感じる写真です。

 

<審査員・三嶋 章義>
季節のうつろい、それは突然訪れるものではなく、毎日、毎時間、毎秒、少しずつ一方向に進んでいくものだと、生命の連鎖を感じます。
そのような瞬間を成立させた構図や色のトーン、閃きから昇華する一貫した強さ、美意識から深く入り込める余韻を感じる写真です。

 

特別賞